【アジア転職エージェント比較】30代40代が使うべき6選
タイ・ベトナム転職の入口はここにある|全6社を同じ目線で整理します
タイ・ベトナム転職の入口はここにあります

タイやベトナムで働くという選択肢は、30代40代になってからでも現実的に考えられます。
この記事では、アジア転職で利用されることが多い海外転職エージェント6社を、同じ基準で比較しながら紹介します。
「海外で働くことに興味はあるけれど、何から始めればいいのか分からない」。
そんな状態の人も多いと思います。英語に強い自信がなくても、まだ転職を決めていなくても、まずは情報を集めるところから始めることができます。
結論から言うと、転職を決断してから動く必要はありません。
海外転職エージェントに登録して求人情報を見ていくと、どの国でどんな仕事があるのか、現実的な選択肢が少しずつ見えてきます。
私自身も、会社を辞めたいと思いながら、実際に動き出すまでに5年かかりました。
だからこそ、今すぐ辞める必要はないと思っています。
ただし、いつでも動ける状態だけは先に作っておいた方がいい。
その実感をもとに、この記事を書きました。
- タイ・ベトナム転職エージェント6社を、同じ軸で比較した全体像
- 担当者あり・なしの違いと、自分に向いている使い方
- 外資系エージェントに応募しても反応がこない理由と、最初にやること
迷ったら、スカウト型とエージェント型を併用して、求人相場と自分の市場価値を同時に把握するのがおすすめです。
転職を決める前に登録しておけば十分です。
まずは 希望エリアを決める スカウト型に登録する エージェント型も併用する の順で動くと、市場感覚・求人相場・自分の市場価値をつかみやすくなります。
肩書きや英語力に自信がなくても、タイ・ベトナムで働く可能性をフラットに比較しながら、自分らしい次のステージを探したい30代40代の方に向けた記事です。
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なぜ今アジアなのか?15年海外で働いた肌感と内側の声

データよりも先に、筆者の個人的な話を少しだけさせてください

ランボルギーニと、産業シフトの第六感

アメリカ在住中に中国へ出張したとき、自動車ショーで忘れられない光景に出くわしました。
展示されたランボルギーニの前で、共産党幹部風のお父さんと大学生くらいの息子さん、お母さんの3人が、まるで商談でもするように車を眺めていたんです。
「ああ、中国はこれからすごいことになるな」と、直感的に感じました。
その後、実際に中国へ現地採用で渡りました。
活気があって、とても面白かった。
でもパンデミックが来て感じたのは、製造業の拠点が静かに東南アジアへ移っていっているな、ということでした。
産業の大きな流れを眺めると、こういう循環が繰り返されているような気がしています。
欧州 → 米国 → 日本 → 中国 → 東南アジア

経済学には「雁行形態論」という考え方があります。
産業の主役が成熟するたびに次の国へバトンが渡されていく構造を、日本の経済学者が1930年代に理論化したものです。
筆者が肌で感じてきた流れは、経済学が証明済みの話でもありました。
ただ今起きていることは、「一国から次の一国へ」という単純な移動ではなくなっています。
タイ・ベトナム・インドネシア・マレーシアが補完し合うASEANひとつの生産ネットワークとして機能し始めているんです。
その象徴として分かりやすいのがトヨタです。
アジア太平洋地域の製造・開発機能をタイ(バンコク近郊)に集約し、14カ国の生産拠点をひとつのネットワークで束ねる体制を整えています。
タイは単なる「工場の国」ではなく、アジア全域の製造拠点を束ねる司令塔になっています。
中国はひとつのピークを越えた。
でも「次はどこか一国」ではなく、ASEAN全体が面として動いているというのが、今の実態に近い気がしています。
タイとベトナムを同時に視野に入れておくことが、非常に理にかなった動き方だと思うのはそのためです。
海外で生活すると気がつく点が増える
今アジアに目を向けているあなたの感覚は、おそらく間違っていないはずです

筆者がアジアに関心を持ったのは、産業の波を読んだからだけじゃありません。
「次のステージで自己成長できる場所がほしい」という気持ちが、背中を押していました。
経済の流れと自分の内側の声が、たまたま同じ方向を指していた。
それがアジアだったんです。
サーフィンのように、波の前にボードを用意する
私は高校生の頃からサーフィンが大好きでした。波乗りって海という自然や、他のサーファー達との共存と競争がなければ楽しめないんです

サーフィンって、波が来てから急いでパドリングしても間に合わないんですよね。
波が来る前に、ちゃんとボードの上に乗っておくことが大事で。
転職も、まったく同じだと思っています。
「よし転職しよう」と決めてから動くより、波が来る前にスタンバイしておく方が、結果的に良いタイミングで飛び乗れます。
転職を決める前に登録|アジア転職の最初の一歩
答えはシンプルです。エージェントに登録してみる、ただそれだけ

筆者が最初にエージェントに登録したのも、転職を決意してからではありませんでした。
「どんな求人があるんだろう」という、ただの好奇心でした。
登録してよかったことを挙げると、こんな感じです。
- タイ・ベトナムの求人相場が肌感覚でわかる
- 自分の経験がどのポジションで通用するか見えてくる
- エージェントとの接点が自然に生まれる
構えなくて全然よかったし、実際それで十分だったんです。

海外転職エージェント6社比較|まず全体を眺めてみよう

アジ転ブログで取り扱う6社を、同じ5つの軸で整理しました。
| エージェント | タイプ | 対象エリア | 担当者 | 費用 | 筆者体験 |
|---|---|---|---|---|---|
| ThaiSCOUT(タイスカウト) | スカウト型 | タイ特化 | なし | 無料 | 実使用 |
| VietSCOUT(ベトスカウト) | スカウト型 | ベトナム特化 | なし | 無料 | 調査ベース |
| べとわーく | エージェント型 | ベトナム特化 | あり | 無料 | 調査ベース |
| RGF HR Agent | エージェント型 | アジア全域 | あり | 無料 | 実使用 |
| JAC Recruitment Thailand | エージェント型 | タイ中心 | あり | 無料 | 実使用 |
| カモメアジア転職 | 求人サイト型 | アジア全域 | なし | 無料 | 調査ベース |
※「調査ベース」は公式サイト・運営会社情報をもとに整理したもので、筆者の実体験とは区別しています。
使い分けのイメージはシンプルです。
- まず市場を眺めたい・電話なしで動きたい → スカウト型・求人サイト型
- 誰かと話しながら給与交渉まで進めたい → エージェント型
どちらも無料なので、両方に登録して並走させるのが、実は一番現実的な使い方です。
タイ転職におすすめの転職エージェント|2つのルートを使い分ける

ThaiSCOUT(タイスカウト)|情報収集・スカウト型
ThaiSCOUTは、タイ勤務の日本人向け求人が集まるスカウト型転職サービスです

2024年設立・厚生労働大臣許可番号(13-ユ-318331)を取得している正規の職業紹介事業者。
登録すると希望職種・勤務地・雇用形態をもとにAIが選別した求人メールが届きます。
筆者が実際に使ってみた体験をそのままお伝えします。
担当者はいません。
でも、案件を扱っているエージェント、例えばJAC Recruitment Thailandからメッセージが届き、そのままオンライン面談へとつながりました。
情報を集めながら、自然に次のエージェントへの橋渡しになってくれるんです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 担当者 | なし(スカウト型) |
| 費用 | 完全無料 |
| 向いている人 | 市場を知りたい・電話なしで動きたい・月給5万THB以上を狙える管理職・専門職 |
| 筆者評価 | 情報収集の入口として有力。エージェント型との併用がおすすめ |

まずはタイスカウトで「どんな求人があるか」チェック → 興味のある案件があれば登録して応募!

JAC Recruitment Thailand|担当者あり・給与交渉まで

JAC Recruitment Thailandは、タイで管理職・専門職案件に強い日系転職エージェントです

筆者が経験した最初の面談は、JACスタッフ3名(日本人2名+英語面談担当1名)とのオンライン同席でした。
約1時間かけて、経歴・希望・不安に思っていることをしっかり聞いてもらえました。
タイスカウトとJACは競合しているわけじゃなくて、実際には連動しています。両方に登録しておくのが、タイ転職の王道の動き方だと思っています。
面談後のやり取りがメール中心でテンポよく進む タイスカウト経由でJACから連絡が来て、自然につながったと思います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 担当者 | あり(専任担当者) |
| 費用 | 完全無料 |
| 向いている人 | 給与交渉まで任せたい・担当者と話しながら進めたい・タイの管理職案件を探している |
| 筆者評価 | 実使用・実面談丁寧で信頼できる対応でした |

まずはJAC Recruitment Thailandで「どんな求人があるか」チェック → 興味のある案件があれば登録して応募!
日系と外資系エージェント、反応の差はなぜ生まれるのか

ここで少しだけ補足しておきたいことがあります。
例えばMichael Page Thailandのようなグローバルなエグゼクティブサーチファームにアプローチしてみたことがあるのですが、結果は「反応なし」でした。
最初は少し凹みました。でも悪意があるわけじゃなくて、外資系エージェントはプロフィールと案件のマッチ度が高い場合にのみ動く仕組みになっているんですよね。
「せっかく応募したのに無視された」と感じてしまった方がいたら、構造の違いを知っておくだけで気が楽になります。
- 日系エージェント(JAC・RGF) → 登録すれば担当者から連絡が来る
- 外資系エージェント(Michael Page等) → マッチしなければ反応なし
30代40代のアジア転職の第一歩としては、日系エージェントから始めるのが、現実的には一番スムーズです。
ベトナム転職におすすめの転職エージェント|2つのルートを使い分ける

VietSCOUT(ベトスカウト)|情報収集・スカウト型
VietSCOUTは、ベトナム転職の情報収集を始めたい人向けのスカウト型サービスです

仕組みはタイスカウトとほぼ同じです。
プロフィールを登録すると企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組みで、求職者への費用はかかりません。
ひとつ、ありのままお伝えしておきます。
筆者自身はVietSCOUTをまだ実際には使っていません。
タイスカウトと同じ運営会社なので「担当者なし・スカウト型・完全無料」という基本的な構造が同じであることは確認しています。
ベトナム転職を考え始めた段階の情報収集の入口として、まず覗いてみる価値はあると思います。
実際に登録したときの体験は、別記事で随時お伝えしていく予定です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 担当者 | なし(スカウト型) |
| 費用 | 完全無料 |
| 向いている人 | まずベトナム転職市場を知りたい・自分のペースでゆっくり情報収集したい |
| 筆者評価 | 調査ベースタイスカウトと同じ運営会社なので安心感はあります |

まずはベトスカウトで「どんな求人があるか」チェック → 興味のある案件があれば登録して応募!

べとわーく|担当者あり・現地日本人常駐
運営はHRnavi。2017年創業のベトナム専門の人材会社で、2022年7月に求人サイト「べとわーく」を立ち上げました。
ホーチミン・ハノイの両拠点をカバーしており、べとわーく公式のコラムはベトナム転職の生きた情報として質が高く、筆者自身も情報収集によく活用しています。
ひとつ、実際に試してみたことをお伝えします。
筆者がLINE公式アカウントに登録したところ、すぐにキャリアコンサルタントとの面談調整メッセージが届きました。
面談方法はLINE・ZALO・Skype・Teamsなどから選べる仕組みになっています。
「いきなり電話はちょっと…」という方でも、LINEのテキストで気軽にやり取りしながら進められるのは、大きな安心感があります。
なお、べとわーくを実際の転職活動として使った経験は筆者にはまだありません。
面談の中身や求人の質については、別記事で随時お伝えしていく予定です。
アジア全域・ハイクラス転職|RGFとカモメ

RGF HR Agent|アジア全域・多拠点対応
RGF HR Agentとは、リクルートグループのグローバルブランドが運営するアジア全域の転職エージェントで、タイにはバンコクとシラチャ(チョンブリ)の2拠点を持っています

2014年設立で、タイ・ベトナム・インドネシアなどアジア各国に拠点があり、常時1,000件以上の求人を保有。
日本人コンサルタントが現地に在籍し、渡航前から入社後まで一貫してサポートしてもらえる体制です。
筆者がRGFを実際に使ってみたとき、案件の探し方・応募の流れ・メールのやり取りという全体の感覚は、JACリクルートメントとほぼ同じでした。
日系エージェントらしい丁寧な対応が共通しています。
ひとつ気づいた違いがありました。RGFはLINEでの連絡に誘導してくれたのですが、JACにはそういった対応がありませんでした。
「メールよりLINEの方がやり取りしやすい」という方にとっては、選ぶひとつの理由になるかもしれません。
カモメアジア転職|20年の実績・市場の全体像を掴む
カモメアジア転職とは、2004年設立のアジア特化型求人情報サイトで、タイ・ベトナム・中国・シンガポールなど幅広いエリアの求人を掲載しています

20年以上の歴史があり、業界内での知名度はかなり高いサービスです。
担当者はいませんが、エリアと職種の幅が広いぶん「アジアってどんな求人があるんだろう」と市場全体を眺めてみたいときに重宝します。
スカウト登録機能もあって、プロフィールを見た企業から声がかかることもあります。
ひとつ興味深い点があります。
カモメアジア転職の運営は、実はRGF HR Agentと同じリクルートグループです。
両方に登録しておくとグループ内のデータベースで情報が連動する仕組みになっているため、「カモメで市場を眺めながらRGF HR Agentで担当者と話す」という並走がより自然な動き方かもしれません。
念のためお伝えしておくと、筆者自身は実際の転職活動でカモメを使ったことがありません(調査ベースでの紹介になります)。
アフィリエイト提携もないのですが、知名度・掲載数ともに業界トップクラスのサービスなので、比較の文脈で正直にご紹介しています。

自分に合うエージェントの選び方|3つの質問で考えてみましょう
迷ったときは、この3つを自分に問いかけてみてください。
どちらを選んでも費用はかかりません。
迷っているなら、両方登録してみるのが一番早く答えが出ます。
Q1. 転職先のエリアは決まっていますか?
- タイに絞っている → ThaiSCOUT + JAC Thailand
- ベトナムに絞っている → VietSCOUT + べとわーく
- まだ決まっていない → カモメアジア転職 + RGF HR Agent
Q2. 誰かと話しながら進めたいですか?一人でじっくり調べたいですか?
- 一人でじっくり派 :
→ スカウト型・求人サイト型(ThaiSCOUT・VietSCOUT・カモメ) - 誰かと話したい派 :
→ エージェント型(JAC・RGF・べとわーく)
Q3. 今すぐ転職する気持ちはありますか?
- まだない・情報収集中:
→ まずスカウト型に登録して市場を眺めてみる - 本格的に動き始めたい:
→ 最初からエージェント型に登録する

よくある質問

Q. 複数のエージェントに同時登録してもいいですか?
- もちろん大丈夫です。むしろおすすめしています。「情報収集はスカウト型、相談と交渉はエージェント型」という使い分けが、無駄なく進められる方法です。
Q. 英語が苦手でも登録・相談できますか?
- 6社すべて、登録や初回の面談は日本語で対応しています。英語スクリーニングがあるかどうかは案件によって変わりますが、英語力より経験と実績が重視される案件も多くあります。
Q. 30代前半でも使えますか?
- もちろんです。管理職・専門職の経験があれば、30代前半でも主要エージェントの対象になります。
Q. タイとベトナム、どちらが30代40代に向いていますか?
- 一概には言えませんが、日系製造業の基盤が整っているタイは管理職の即戦力需要が高め。ベトナムは成長のスピードが速く、新しい市場でチャレンジしたい方に向いている印象があります。両方に登録して比べてみるのが、一番納得感のある選び方だと思います。
Q. 転職を決めていなくても登録していいですか?
- むしろ、まだ決めていないうちに登録するのがベストタイミングです。情報を持ってから決断しても、全然遅くありません。
まとめ|動ける状態を今から作っておく

転職するかどうかの決断は、急がなくていいです。
でも「情報を持っている人」と「まだ持っていない人」では、チャンスが来たときの動き方が、じわじわ変わってきます。
私が海外転職をして分かったのは、自分なりの産業の読み方、社会の変化、「次のステージで成長したい」というワクワク感は、きっと皆さんも生まれてくるのではないでしょうか。
- 市場を眺めて、自分の経験がどこで活かせそうか確かめてみる
- 営業電話はきません、費用もかかりません
- 「転職する」と決めなくていい、「知る」だけでいい
産業のシフトは、波音もなく静かに動いています。
その波に気づいて乗れるかどうかは、情報を持っているかどうかにかかっています。
今日のあなたの小さな一歩が、半年後の選択肢を変えるかもしれません。
- タイ転職の情報をまず眺めてみたい方:
→ ThaiSCOUT(タイスカウト)に登録する(無料・電話なし) - ベトナム転職の情報をまず眺めてみたい方:
→ VietSCOUT(ベトスカウト)に登録する(無料・電話なし) - ベトナム転職を担当者と一緒に進めてみたい方:
→ べとわーくに相談してみる(無料・LINE対応あり) - タイ・アジア全域で担当者と話しながら動きたい方:
→ JAC Thailand またはRGF HR Agentに登録してみる(無料・オンライン面談あり)
※本記事は、筆者の35年以上にわたる日本・米国・中国での実務経験をもとに執筆しています。AIツール(ChatGPT・Gemini・Midjourney)も活用し、事実確認と信頼性向上に努めています。AI利用の際はプライバシー保護には注意しましょう。
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