【40代単身のキャリア再起動②】給料は下がる。でも、自由と幸福度は上がる
タイ/ベトナムで“ゆとりスコア”を増やす考え方
- 自由に使えるお金=〈手取り×自由時間×心の安定度〉で“ゆとり”を数値化する方法
- 年収が下がっても満足度を上げる三要素(裁量の確保/通勤距離の短縮/固定費の上限化)
- タイ・ベトナムでの二刀流設計(現地採用+積立・運用):10万THB/2,500USDの現実例と制度留意点(最新確認を前提)
給料は下がっても、〈裁量×時間×固定費〉の設計で“自由と幸福度”は上げられる。
裁量を確保
通勤距離を短縮
固定費に上限
40代で「年収は下がっても海外で生き直す」を本気で検討し、タイ/ベトナムで現地採用+積立の二刀流を設計したい人。
40代で環境を変えると、年収は日本在住時より下がることがあります

一方で自由時間と心の余白は増やせます。
ここでは”ゆとりスコア”を積み上げていく考え方を共有したいと思います。
ここで鍵になるのが、「自由に使えるお金」です。
自由に使えるお金= 手取り収入− 基本生活費 − 将来への固定投資(教育・医療・保険など)+ 非金銭価値(仕事のやりがい/人間関係/成長実感 等・・・)
この記事では、タイ/ベトナムの“現地採用”と生活コストの目安を整理し、最後に「資産運用」をからめて”自由に使えるお金を増やす考え方”を提示します。
給料は下がる。でも、自由と幸福度は確実に上がる

アジアで働くと年収は日本より下がることがあります。
それでも、毎日の満足度は上げられる——この逆説を本気で考えてみましょう。
評価軸は三つだけです。
- 自由に使える時間(自分の裁量で動ける時間)
- 手元に残るお金(手取り − 住居・食費・交通・教育などの基礎費用)
- ストレスの少なさ(過剰な残業・無駄会議・長い通勤の削減)
この三つをまとめた指標を、ここでは”ゆとりスコア”と呼びます。
計算式はシンプル。
自由に使えるお金 =(手取り収入 − 生活費)× 自由に使える時間の比率 − ストレス由来の損失
日本で給与の額面が高くても、時間がなく、心が削られていれば“生活満足度”は上がりません。
逆に、バンコクやホーチミンのように日常のコストが相対的に低く、移動が短く、週末に回復と創造の時間を確保できる環境なら、年収のダウンを超えて日々の充足が上がることは珍しくありません。
生活費の国際比較データでも、”駐在員生活”を除けば東京はバンコクより総合的には未だ高い水準が確認できます。
”自由に使えるお金”、40代がアジアで楽しむ3つの行動

自由に使えるお金=(手取り収入 − 生活費)× 自由時間の比率 − ストレス由来の損失。
この公式に落とすと、やるべき順序がはっきりします。
- 支出の固定化:
住居(家賃+共益+光熱・通信)を合算上限で決め、物件選びをその範囲に限定 - 投資額の先取り:
給料日に自動で積立/運用口座へ振替。意思ではなく仕組みで続ける - 学びの固定化:
語学30分×平日・ネットワーク構築30分×週2を先にカレンダーに入れる(単身の強み=速度)
きっと40代なら、経験で“どこを削れば効くか”がわかる世代です。
30代の若さよりも生活設計力が成果を決めます。
日本で給与所得が高くても、時間がなく心が削られていれば点数は伸びません。
反対に、コストの軽い都市に拠点を移し、時間に主語を取り戻せば、年収ダウンを上回る生活の得点が出ます。
ここを“感覚”で終わらせず、“仕組み”に変えるのが次の一手です。
日本国内が好きな人たちの場合、地方都市へ移住し、地元の企業で働く仕組みは既に幅広い世代で実践されています。
アジア移住は一歩先の行動力を持つ人達にとってより視野が広がる選択です。
生活費を軽くするには“支出額は先に決めておく”

これは仕事で予算を決める立場の人なら簡単ですが、自分の場合では気が緩むこともあるでしょう。
それでも住居・生活費は固定化しましょう。
家賃+共益費+水道・光熱+通信を“セットで上限額”を決め、物件選びをその範囲内に限定します。
およその生活費情報は不動産屋さんから共有してもらうことが可能です。
不動産屋と部屋の見学の際は「上限を超えたら即撤退」のルールで迷いを断ちます。
食費は外食を前提に上限を決める(タイ・ベトナムはローカル外食の選択肢が豊富)。
交通は近距離化を最優先にし、通勤時間を短くするだけで、疲労と支出が同時に下がります。
最後に、投資は“余ったら”ではなく“先取り”が鉄則。
給料日に自動で投資口座へ振替し、意思ではなく仕組みで続けます。
いわゆる、給与天引きの感覚で予算の先取りが鉄則です。
ここまでを淡々と回せば、手元に残るお金と自由に使える時間が、毎月じわじわ増えていきます。
- 住まい:
プール・ジム・家具付きのコンドミニアムで、安くて6M VND前後という価格帯の事例が見られます。目安は6〜10M VNDで調査し、立地・築年数・共益費を考慮し調査しましょう - 食:
ローカルの屋台なら2〜3M VND帯も珍しくありません - アクセス:
東京→ホーチミンの直行は約6時間前後。運賃は時期変動が大きく、LCCのプロモ期は片道2万円台が出ることもあります(目安) - 滞在制度(短期):
日本国籍は45日までビザ免除。長期は投資家ビザ(後述)や就労ビザ等の選択になります

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 想定職種 | 品質マネ/営業マネ/オペレーションマネ |
| 総支給 | 80,000,000 VND/月 |
| 本人保険(SI8%+HI1.5%・上限46.8M) | 4,446,000 VND |
| 基礎控除 | 11,000,000 VND |
| 所得税(累進) | 約13,516,200 VND |
| 手取り | 約62,037,800 VND/月 |
| 生活費モデル | 家賃10M/食7M/通信・光熱1.8M/交通1M/私保2.5M/交際・雑4M = 26.3M VND |
| 自由なお金 | 約35,737,800 VND/月 |
| 家賃 | 12M → 約33.7M / 15M → 約30.7M |
| 注意 | 初年度で183日未満の期間は非居住者20%課税(手取り目安 約59.55M) |
- 住まい:
エリア次第で、月1.7万バーツ級の家具・プール付き事例も(条件差大) - 食:
屋台のローカルフードは40〜70バーツ帯の選択肢が多く、外食を混ぜやすい - 医療:
バンコクのバムルンラード病院は日本語サービス窓口を常設。受診動線が整っており、定期検診や帯同家族のケアでも安心感があります

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 想定職種 | 生産/品質マネージャー、日本語スピーカーの営業マネ 等 |
| 総支給 | 120,000 THB/月 |
| 社会保険(SSO・従業員) | 750 THB/月(上限) |
| 給与所得控除(年) | 50%(上限100,000 THB) |
| 基礎控除(年) | 60,000 THB |
| 所得税(累進・月次換算) | 約15,229 THB/月 |
| 手取り | 約104,021 THB/月 |
| 生活費モデル(単身) | 家賃20,000/食費15,000/通信・光熱4,500/交通1,500/私保3,000/交際・雑10,000 = 54,000 THB |
| 自由なお金 | 約50,000 THB/月 |
| 家賃 | 22,000 → 約48,000 / 25,000 → 約45,000 |
| 注意 | 居住者・扶養なし前提。税は年額を月次換算。実際は手当・控除・会社負担保険で変動。 |
金額だけを見れば「下がった」と見える人もいるかもしれません。
考え方に個人差があるでしょうが、通勤時間の回収、自分解放・自分らしさで楽しめる、週末コストの安さ等が、生活満足度を更に押し上げます。
特にバンコクやホーチミンは、“徒歩15分圏”で生活が完結しやすい都市構造で、移動ストレスと自由時間の機会損失が小さいのが強みです。
住居費レンジの幅が広いのも、ライフスタイル最適化の余地が大きい証拠です。
注記:
価格例は一例です。市況・為替・立地・築年数・設備で上下します。
検討時は最新の募集情報と現地内見での実価格を必ず確認してください。

物価比較はNumbeo(クラウドソース)の最新値を目安に、Mercer/EIUの都市比較とOECD/世界銀行のPPPで方向性を確認しています。実際の家賃や生活費はエリア・築年・為替で変動します。
- Mercer:国際赴任(駐在・現地採用)の生活費手当の算定で企業がよく使う指標。世界200超の都市を対象に、同質のブランド・同条件の小売で価格を集め、“国籍に依らない国際的な支出パターン”で重みづけした指数を作る機関です。
- EIU(Economist Intelligence Unit):年2回更新のWorldwide Cost of Living。173都市/約200品目・400価格を、都市ごとの差を指数化。同じ品目を買うのに、どの都市が高いかをシンプルに比べられるのが強み。
- PPP(Purchasing Power Parity):国全体の物価水準や購買力の方向感を示す背景データ(例:「タイ・ベトナムはPPPで見ると日本より物価水準が低く、同じ金額で買える量が相対的に多い」)。
バンコク/ホーチミンの物価は“高い”のか?
結論は、何を買い、どこで過ごすかで変わります。
現地採用で駐在員の支出感覚を持てば高く、
現地採用の財布に替えれば自由な支出と自由な時間は増えます。
見た目の贅沢より時間の主導権——この切り替えが、暮らしを軽くします。

資産運用×アジア移住:タイとベトナム、どちらが自分向きか

ここからは移住する“国の選び方”に関して。
アジア転職を志す人、それぞれの考え方や嗜好で決める国も異なります。
漠然とアジアというカテゴリーから選ぶ人、タイが好きな人、ベトナムが好きな人など。
私たちは旅行ではなく「働く国」をこれから決めるので、判断軸は稼ぎ方の時間軸です。
短期〜中期で利確を重ね、運用益の“手取り”を厚くしたい人はタイが向きます。
中長期で株式の成長に乗り、資産そのものを育てたい人はベトナムが向きます。
タイが向く人:手取り最適化と生活の安定

- 2025年1月1日〜2029年12月31日まで、暗号資産の売却益に対する個人所得税が免除されます(財務省告示・省令399号に基づく措置)
- 適用にはSEC(証券取引委員会)認可の取引所・ブローカー等を経由することなどの条件があり、関連して認可事業者経由の取引に対するVAT免除の枠組みも整えられています
ベトナムが向く人:中長期の成長に積み上げで乗る

- 株取引において2025年5月5日、韓国取引所(KRX)の技術を導入した新売買システムが稼働。清算・リスク管理の近代化が前進し、将来的な機能拡張の土台になりました
- ベトナム株は、2026年9月に“格上げ”が実行されればインデックス連動マネーが自動的に入ってきやすくなるため、長期投資と相性が良い環境に近づいています(ただし3月の条件確認次第)
ベトナムでは株の積立を主軸に進めつつ、暗号資産の扱いは最新の制度状況を踏まえて判断しましょう。
詳しい手順と注意点はこちらの実務ガイドへ。

現地採用×投資=“自由に使えるお金”を増やす新しい生き方

“自由に使えるお金”を増やす新しい生き方、それはさまざまなことを決めていくことです。
- Step1:あなたが決める「支出上限」
住居・通信・保険を合算の月額上限で先に固定し、その枠内でだけ選びます - Step2:あなたが先に動かす「お金」
給料日に自動振替を設定し、長期の“コア”と短期の“サテライト”を別財布に分けます。いわゆる給与天引き状態を設定する - Step3:あなたが守る「ルール」
タイでは認可事業者経由で取引し、ベトナムでは証券口座と送金フローを早めに整えます(各国の最新条件に合わせて運用) - Step4:あなたが先に決める「あなたの時間」
語学・ポートフォリオ・人脈づくりをカレンダーに予約して、毎週の実行枠を確保します - Step5:月次で振り返りをする
月末に手残り金額/自由時間/ストレス源を点検し、翌月の予算と予定を更新します

まとめ:給料が減っても“ゆとりスコア”を増やせる生き方

単身40代のあなたは、年収の多さより「どう残し、どう使うか」で暮らしの得点を上げられます。
要は、手元に残るお金と自由に使える時間を同時に増やすことがカギです。
短〜中期に利確を重ねて税引き後の手取りを厚くしたいならタイが向きます(認可事業者の利用など条件順守が前提)。
一方で、積立や長期保有で資産を育てたいならベトナムが相性良し(株の売買基盤が整い、コツコツ型に向いた環境が進んでいます)。
あなたにとってのゆとりスコア(手残り×自由時間−ストレス)の体感は着実に改善するでしょう。
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チャンスは準備のふりをしてやってくる。ポートフォリオを常に最新に。
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※本記事は、筆者の35年以上にわたる日本・米国・中国での実務経験をもとに執筆しています。AIツール(ChatGPT・Gemini・Midjourney)も活用し、事実確認と信頼性向上に努めています。AI利用の際はプライバシー保護には注意しましょう。
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